自費診療とは、健康保険が適用されず、治療費の全額をお支払いいただく診療のことです。現在の保険制度では、細部にわたる規定があり、保険適用されない治療も数多くあります。全額が自己負担になる分、患者様の希望に柔軟に対応した治療も可能になります。自費診療は自由診療とも呼ばれます。

メディカルダイエット

こんなお悩みはありませんか?

肥満症治療のイメージ

以下のようなお悩みのある方はご相談ください。

  • 健康診断で肥満症と指摘された
  • ダイエットが続かない
  • 運動が苦手で続かない
  • 健康的に無理なく痩せたい
  • 短期間で無理なく減量したい
  • リバウンドを繰り返してしまう
  • 食事制限がストレスになる

肥満症に伴う健康障害

  • 耐糖能異常(2型糖尿病、耐糖能異常など)
  • 脂質異常症
  • 高血圧症
  • 高尿酸血症、痛風
  • 冠動脈疾患、心筋梗塞、狭心症
  • 脳梗塞、脳血栓症、一過性脳虚血発作
  • 非アルコール性脂肪性肝疾患
  • 月経異常、不妊症(女性)
  • 睡眠時無呼吸症候群、肥満低換気症候群
  • 変形性関節症(膝、股関節、手指)、変形性脊椎症
  • 肥満関連腎臓病

肥満症治療薬「ゼップバウンド」

当院では肥満症治療薬「ゼップバウンド」(持続性GIP/GLP-1受容体作動薬)を用いたメディカルダイエットを行っています。有効成分の「チルゼパチド」は、もともと糖尿病の治療薬として使われていました。肥満症治療への効果が証明され、2024年に肥満症治療薬として厚生労働省に承認されました。

ゼップバウンド15mgを72週間使用した場合、平均で約22.7%の体重減少が報告されています。体重100kgの方であれば、78kgくらいまで減量できることが期待されます。

なお、保険診療でゼップバウンドを処方できる医療機関は、現時点では大学病院や専門施設に限られ、当院では自費診療での提供となります。

  • 自費診療の対象となる方:原則20歳以上75歳以下、かつ初診時のBMI 25以上の方で、医師が施行可能と判断した方

<BMIの計算式>
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMI 25以上の場合が肥満に分類されます。さらにBMIが35以上になると高度肥満になります。

ゼップバウンドはGLP-1受容体とGIP受容体の両方を活性化することで、以下の作用を示します。

  • 食欲抑制:脳の満腹中枢に作用し、食欲を低下させます。
  • 胃排出遅延:食物の胃から腸への移動を遅くし、満腹感を持続させます。
  • インスリン分泌促進:食後血糖上昇に応じてインスリン分泌を増加させます。
  • 脂肪組織でのエネルギー代謝改善:GIP作用により脂肪酸酸化を促進し、体脂肪減少に寄与します。

従来のGLP-1受容体作動薬と比較すると、二重作用によるシナジー効果で、より高い体重減少率と血糖改善効果が認められています。

治療薬による違い

当院ではゼップバウンドのみを取り扱っていますが、同じく体重減少が期待できる薬剤に「マンジャロ」や「ウゴービ」などがあります。マンジャロの有効成分はゼップバウンドと同じ「チルゼパチド」で、同じようなはたらきと効果が見られます。ただし、3つの薬剤のうち、マンジャロは肥満症治療薬として承認されておりません。マンジャロの適応症は2型糖尿病になります。
ウゴービの有効成分「セマグルチド」は「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれています。これは体内で分泌されるGLP-1というホルモンと似たはたらきをし、食欲を抑制する効果があります。ウゴービはGLP-1受容体にのみ作用するのに対し、ゼップバウンドはGLP-1とGIPの両方に作用し、より強力な体重減少効果が期待されます。
いずれも週1回の皮下注射のみで投与が完了します。

有効成分 適応症 体重の
平均減少率
ゼップ
バウンド
チルゼパチド
(GLP-1+GIP)
肥満症 22.7%
マンジャロ チルゼパチド
(GLP-1+GIP)
2型糖尿病 20.9%
ウゴービ セマグルチド
(GLP-1のみ)
肥満症 13.7%

※体重の減少率は、それぞれの薬剤の最大推奨容量による研究結果です。
(ゼップバウンド:15mg/マンジャロ:15mg/ウゴービ:2.4mg)

ゼップバウンドの注意点

副作用

副作用として、おもに吐き気や嘔吐、下痢、便秘など消化器系の症状がみられます。これらは、ゼップバウンドにより胃腸の動きが遅くなることが原因です。また、皮下注射のため注射部位が赤くなったり腫れたりすることもあります。
重篤な副作用として、まれに急性膵炎や甲状腺関連の症状、胆石症、胆嚢炎などが起こる場合もあります。異常を感じたらすぐにご受診ください。

使用できない方

  • 妊娠中もしくは授乳中、妊娠の可能性がある方
  • ほかの肥満症治療薬もしくは糖尿病治療薬をご使用の方
  • 甲状腺の髄様がんの既往歴もしくは家族歴がある方
  • 多発性内分泌腫瘍症候群(MEN2)の方
  • ゼップバウンドの成分に対しアレルギー反応を起こしたことがある方
  • その他、医師が不適切と判断した方

注意が必要な方

  • 19歳以下もしくは76歳以上の方
  • BMIが23kg/m2未満の方
  • 重度の胃腸障害の方
  • 過去に膵炎を発症した方
  • 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全の方
  • 激しい運動をしている方
  • 飲酒量が多い方
  • 十分な食事をとっていない方
  • など

ゼップバウンドの使い方

週1回、自己注射を行います。専用の注射器で、お腹もしくは太ももに注射します。初回の診察で注射のやり方をご指導いたします。

診察の流れ

1. 初回診察

体重測定と血液検査を行います。医師の判断により、処方できない可能性があります。
血液検査でHbA1cおよび血糖値を測ります。半年以内の血液検査結果があればご持参ください。
※血液検査で糖尿病と診断された方は、保険診療でマンジャロを検討いたします。
※金曜日はメディカルダイエットの初回診察を行いません。初回診察をご希望の方は、月~木曜日もしくは土曜日にお越しください。

2. 再診(1か月後)

副作用など気になる点がなければ増量を検討します。
以降、1か月ごとにご来院ください。

料金(税込)

初診料 3,000円
再診料 1,000円
血液検査(HbA1c・血糖値のみ) 1,000円
ゼップバウンド2.5mg 4本 22,000円
ゼップバウンド5mg 4本 36,000円
ゼップバウンド7.5mg 4本 48,000円
ゼップバウンド10mg 4本 60,000円

よくある質問

ゼップバウンドを使用すれば必ず体重が減りますか?
ゼップバウンドを使用しても必ずしも体重が減るわけではありません。
臨床試験では、ゼップバウンドの使用により体重減少効果が確認されていますが、個々の体質や生活習慣でも異なってきます。医師の管理下での使用が重要です。
一度に4本しか処方してもらえませんか?
はい。原則として一度のご受診で4本セット(1か月分)処方しております。ただ場合によって2本セットでお渡しすることも可能です。継続処方のためには、毎月ご来院いただく必要がございます。
どのくらいの期間、治療を継続するとよいですか?
ゼップバウンドは最低でも1年~1年半継続することをおすすめします。ただし、減量の進行度や目標達成率、副作用の状態などにより個人差があります。
キャッシュレス決済はできますか?
はい。当院では、5,000円以上のお支払い時のみキャッシュレス決済がご利用できます。
  • 未承認医薬品等の使用について
    ゼップバウンドは、2025年4月より、国内において保険適用の「肥満症治療薬」として承認されています。同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品などがあります。
  • 入手経路
    ゼップバウンドは国内の正規医薬品卸業者を通じて入手しています。
  • 諸外国での承認状況
    アメリカ食品医薬品局(FDA)でも、ゼップバウンドが肥満症治療薬として承認されています。報告されている副作用には、吐き気や嘔吐、下痢、低血糖、急性膵炎などがあります。
  • 医薬品副作用被害救済制度
    ゼップバウンドは肥満症を目的とした使用において国内で承認されており、副作用が生じた場合には、条件を満たせば医療保険や医薬品副作用被害救済制度の対象となる可能性があります。

プラセンタ療法

プラセンタ療法のイメージ

プラセンタとは、ヒト胎盤エキスのことです。タンパク質や糖質、脂質、各種ビタミンなどの栄養素から、各種成長因子までが豊富に含まれています。プラセンタは、50年以上前から更年期障害や慢性肝疾患の治療に使われてきましたが、美肌や抗酸化作用の効果もあると言われています。

当院は「ラエンネック」というプラセンタを使用しています。これにも、下記のような効果が期待できます。

  • 抗酸化作用:体内で生じる活性酸素が細胞を傷つけることで、老化や生活習慣病、お肌のシミやシワにつながります。これらから体を守ることを抗酸化作用といいます。プラセンタに含まれる抗酸化物質が活性酸素を除去することで、体を酸化から守ります。
  • 疲労回復:アミノ酸やビタミンなどの栄養素が、疲労の原因物質を排出したり、代謝を促進したりします。
  • 美肌:豊富な栄養素や成長因子が、肌のキメを整えたり、シミを予防・改善したりすることで、美肌効果をもたらします。
  • お肌のハリ・ツヤ:成長因子の働きにより、加齢に伴うシワを改善することで、肌の老化を防ぎます。
  • 更年期障害の症状改善:加齢に伴い減少する女性ホルモンの分泌を促したり、自律神経のバランスを調整したりする作用があります。
  • 白髪の減少:成長因子が頭皮の細胞を活性化し血行を促進します。また、髪の毛の色素をつくる細胞の機能を改善します。

なお、慢性肝疾患の治療以外を目的とした「ラエンネック」の処方は自由診療となりますので、健康保険が適用されません。

※金曜日はプラセンタ療法の初回診察を行いません。初回診察をご希望の方は、月~木曜日もしくは土曜日にお越しください。

ラエンネックの注意点

プラセンタ注射を受けられた方は、今後献血ができなくなりますので、初診の際に同意書をご記入いただきます。臓器提供については、移植希望者が同意した場合のみ可能です。

副作用

副作用として、注射部位の疼痛(1〜5%未満)、過敏症、発熱、女性型乳房(0.1〜1%未満)、肝機能障害(頻度不明)などがみられます。特に肝機能障害がみられる場合は投与を中止します。
また、まれに重大な副作用としてショックを起こすことがあります(頻度不明)。

料金(税込)

初診料 3,000円
ラエンネック 1A 1,500円
ラエンネック 2A 2,500円

よくある質問

プラセンタ注射を受ければ、必ず効果が出ますか?
必ずしも効果が出るとは限りません。その点をご承知おきください。
どれくらいの頻度で注射するといいの?
最初の1か月~2か月は週に1~2回、その後は2週間に1回程度での継続をおすすめしています。
化粧品に含まれる「プラセンタ」との違いは?
化粧品などに使用されるプラセンタの多くは、ヒトではなくブタやウマの胎盤です。プラセンタ注射に使用されるヒト胎盤エキスは、それらと比べて有効成分が多く含まれています。
  • 未承認医薬品等の使用について
    ラエンネックは国内において医薬品として承認されていますが、慢性肝疾患の治療以外の用途では未承認です。同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品などがあります。
  • 入手経路
    ラエンネックは国内の正規医薬品卸業者を通じて入手しています。
  • 諸外国での承認状況
    ラエンネックは日本国内で製造・販売されているため、海外では未承認です。報告されている副作用には、注射部位の疼痛、過敏症、発熱、肝機能障害などがあります。また、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などのリスクを完全には否定できません。
  • 安全性
    プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から抽出したエキスを原料とする生物製剤です。そのため、感染症を懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、B型肝炎、C型肝炎やエイズなどのウイルス感染のないことが証明されており、そうした心配はありません。
    また、製造過程においてプラセンタ中の血液はすべて除去されるので当然、注射剤には血液は含まれていません。未知のウイルスなどによる感染症リスクは排除しきれないとしていますが、これまでに感染症を引き起こしたという事例報告はありません。
  • 医薬品副作用被害救済制度
    慢性肝疾患の治療以外でラエンネックを使用し、副作用が生じた場合には、医療保険や医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。

ED

自費診療(ED)のイメージ

当院では、ED(勃起不全/Erectile Dysfunction)の治療を行っています。「ED診療ガイドライン」ではEDについて、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」と定義しています。EDの原因としては、ストレスなどの心因性のもの、加齢や生活習慣病、神経系の障害などによるもの、他の病気の治療で使用している薬剤によるものなどが考えられています。

EDの治療法としては、原因に応じて、心理療法やホルモン療法、薬物療法、また手術などがありますが、その中で近年、「バイアグラ」をはじめ、「シアリス」「レビトラ」といった、複数の効果的な治療薬が開発されています。当院では、これらの治療薬を用いたED治療を行います。

勃起のメカニズムとしては、まず、男性が何らかの性的刺激受けると、脳からのシグナルが神経を通じて陰茎に伝わります。すると体内では一酸化窒素が放出され、それにより陰茎海綿体の動脈と平滑筋が弛緩して血液が海綿体に流れ込むことで勃起が起きます。この時、体内では平滑筋を弛緩させる情報伝達に関わる、「サイクリックGMP(cGMP)」という勃起に必要不可欠な物質が産出されます。その一方、このcGMPを分解する「ホスホジエストラーゼ5(PDE5)」という酵素も存在し、両者がバランスをとって率流量の調整を行っています。

このバランスが何らかの理由で崩れると、勃起障害がおきると考えられています。EDの治療薬は、「PDE5阻害薬」に分類されるもので、活発になり過ぎたPDE5の働きを抑制することで、cGMPの濃度を上昇させます。それにより平滑筋が弛緩し血流量が増加して、性器に血液が集まりやすくなり、勃起機能が正常に戻ります。

これらの各治療薬は種類によって、それぞれ効果の強弱、持続時間の長短、さらに副作用の出方も異なります。また心疾患や肝機能障害などの持病の有無によっては使用できない薬もあり、さらに別の疾患(循環器疾患など)の治療薬とは同時に服用できないものもあります。当院では、患者様の症状やライフスタイル、持病の有無、さらに様々なご希望を伺いながら、患者様に適したものを処方し、使用法や注意事項などを、しっかりとご説明をさせていただきますので、指示に従っての服用をお願いいたします。